Creepy Nutsのラジオは2部の改編突破どころか近い将来LFの柱になると思う
これまで芸人のラジオばかり聴いてきたのですが、昨年の2月ぐらいからどっぷり嵌り出したHIPHOPユニット『Creepy Nuts』の番組。
コンビでやってるラジオはだいたい1年近く聴き続けると 二人の声の判別は余裕で出来るようになるから 今1番聴き心地が良いんですよね。
てなわけで新米リスナーながら日頃の感謝を胸にライブビューイングの方に足を運びました。(尚、中野サンプラザは落選。無念。)
雑感
めちゃめちゃ楽しかった。いや 普段から楽しく聴いていたけども、普通に「興行」としてちょっともう素晴らし過ぎた。真夜中の、AMの、深夜3時から4時半までの、、そんなお世辞にもメインストリームじゃないコンテンツが繰り出すイベントのクオリティではなかった。
まず視覚的にとても見やすかった。ミクチャの画面を大スクリーンで観てるような感じ。…なんかちゃっちい言い回しになってしまったが、これが1番安心するのよ。ラジオ卓にマイクがニュッと伸びてるあのいつもの光景。オードリーの時も思った。
企画のラインナップがホント "良い意味で" 馬鹿馬鹿しいものばかり。素人リスナー壇上にあげてラップバトルさせたり、無駄に見応えがあった遊戯王まがいのデュエルタイム。そしていつものネタコーナー。イイネイイネ。俺はコレを観に来たんよ。電車に揺られ、自宅からむちゃくちゃ離れた初めて来た街のイオンモールに。
松永さん
この人の番組内でのメールの読み方は本当に凄いと思う。伝わる人が限られるかもしれんがマジで爆笑問題太田光クラス。
最初聴いた時、何処でそのスキル身につけたの?!と驚いた。よくよく知っていくと彼は重度のラジオリスナーだったらしい。(「WANTED!」、最高だったよね)
Creepy Nutsのラジオでのトークのハンドリングは基本この人。今回のイベントの軸としてキャッチミー・イフユーキャンを全編流そうと言ったのもこの人。『まさか本当に流さねぇだろうなぁ‥w』とはたかを括りつつも、前日にアマゾンプライムでがっつり観てきた俺はイベントが始まって大スクリーンに昨晩観たあの小洒落たアートワークが映ったとき、つまんでいたポップコーンを喉に詰まらせかけた。
R殿
『R殿!』。この中野サンプラザのお客さんの掛け声は良かったなぁ。『居たんだ!』と思ったもん。一気に映画館内の空気が和んだのを肌で感じた。
どんな流れでそんな風になったかうろ覚えですが、DJ松永がR−指定に『お前このイベントで何一つ嘘偽りなく真実だけを喋ることをリスナー達に誓えよ!』と言い出し、ピンスポが当たる中、Rが高らかにそれを宣言。別になんてことないいつものじゃれ合いのように見えるやり取りだったが、終盤にまさかのサプライズで出てきたZeebra氏がステージの去り際に言った
テキーラの瓶、みたいな感じで超ビンビン!
これを聞いた時、『あれも嘘じゃなかったんだ…!』と一人感動してしまった。
Rはいつも正直。そして落語家みたいなオチをつける。凄え。
ライブパート
さて、上記であっさり書いちゃいましたが、サプライズでZeebraさんが来ました。
例の如くジブジブパニックやらボンバーマンやら言ってる中に「ちょっとヤメてくんねー!」の一声。そこからMR.DYNAMITEまでの流れに一切の無駄がなかった。アガらないわけがないだろ。
寛大だよねぇ。あれがレジェンドの器のデカさ。「これからも手の掛かる後輩だわ」と仰ってるのを聞いた時、無性にジーンときた。なんも関係のない僕ですがこれからもCreepy Nutsを宜しくお願いします。。。
Zeebraさんが「テキーラの瓶〜♪」とご陽気に去って行った後のCreepyのワンマンショーも素晴らしかった。贅沢贅沢。初期の曲から耳馴染みをある人気曲まで。ツイッターで会場行った方の呟きを見たら「入門編」といってもいいぐらいのキュッとしたセットリストだったみたいです。俺みたいな新米には超有り難い。いつかライブにも行ってみたいな。
そんな感じで長々と書いてきましたが、大変充実したひとときでした。ラジオイベントあるあるですけど、行った後はますますその人達のこと好きになりますよね。
無事に改編を突破して、いつかLFの柱になってまたイベントやってくれることを願ってます。